液体ガラス

鉄筋コンクリートや鉄を超えた用途自在のハイブリッド木材を生み出す液体ガラス

「液体ガラス」という言葉は、TBSテレビ系のドキュメンタリー番組「夢の扉~NEXT DOOR~」の「ガラス塗料で建築物の長寿命化・無害化を成し遂げたい」に株式会社ニッコーの塩田正利代表が出演し、その番組内で「液体ガラス」として紹介されたのが始まりです。

微粒子化(コロイド化)されたシリケート組成液に改良を重ねることで有機物との密着性を向上。着色性、伸縮性、屈曲性に優れ、環境負荷の少ない全く新しい素材です。
「液体ガラス」は、景観、インフラ、建築をはじめ、これまでにない新たな領域における木材利用の可能性を秘めた技術なのです。

日本はかつて「木の国」だった

日本の国土面積を占める森林面積は67%。フィンランド、スウェーデンに次いで世界で3番目の森林国です。日本人は古代から木材の性質を熟知し、巧みな木材利用で独自の木の文化を築いてきました。

例えば、世界を代表する歴史的な木造建築の多くは日本にあります。世界最大の木造軸組建築物は東大寺大仏殿、最も高いものは東寺の五重塔、最古の木造建築物は飛鳥時代の姿を今に伝える法隆寺西院伽藍などです。

自給率は30%と低いのが現実

しかし、現在の木造自給率は30%程度で、需要の大半以上を輸入に頼っている状況です。
木材は、現在も重要な建築木材として利用されていますが、実は戦後の日本は「木の国」と呼ばれるほど、木材を使っていません。

なぜ、木材、特に国産材の利用が低いのでしょうか?
その理由には、戦後の森林資源保護と防災のための木材利用抑制制作の継続、木材の輸入規制の廃止による輸入材の需要増加などがあります。

また、戦後に植林された人工林が用材として利用可能な状態に成長したにもかかわらず、木材の持つ弱点を克服し、活用するための技術を持っていなかったために、普及度に優れた鉄や鉄筋コンクリートにとって代わられてきた歴史があります。

液体ガラスについてはお気軽に株式会社SHIMIZUまで

株式会社SHIMIZUはこの液体ガラスの特約代理店です。
木材に命を吹き込む次世代のこの技術を取り入れているので、より高いクオリティの施工を実現することができるようになりました。

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